大企業の賃金上昇率が33年ぶりに5.58%の高水準にあると、経団連が20日発表されています。
(2024年春季労使交渉の1次集計)賃上げ幅の平均は1万9480円ということです。
2023年の1次集計と比較すると、賃上げ率は1.67ポイント、賃上げ幅は6370円上昇したようです。
業種によってばらつきがあるものの、33年ぶりの高水準とのことで話題に上がっています。
では、私の住んでいる英国ではどのくらいなのか調べてみました。
結果は、5.7%でした!!かなり近い値です😆
しかしながら、日本も英国もインフレ率は高く実質賃金は現状あまり伸びていません。
日本は3月時点で前年同月比2.5%減、英国では直近3ヶ月平均で1.7%になっています。
英国も昨年のこの時期はマイナスでしたが現在はプラスに転じています。
日本においては24ヶ月マイナスの状態が続いております。賃金増加しているにも関わらず物価上昇に追いついていないため、賃金が上昇していても実感が湧かず実際には生活が苦しくなっていると感じられる方も多いのではないでしょうか😭😔
参照⇩
・日本経済新聞より - 大企業賃上げ5.58%、33年ぶり高水準 経団連1次集計
・日本経済新聞より - 実質賃金3月2.5%減 24カ月連続マイナス、過去最長
・Office for National Statisticsより - Average weekly earnings in Great Britain: May 2024
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今回の経団連の発表にありました賃上げ率が33年ぶりの高水準であることはプラス材料ですが、あくまで大企業の話になりますので、それが中小企業にも波及していけるか、そして実質賃金はどうなるのかが今後気になる部分です。
また、英国では実質賃金はマイナスには陥っていないものの物価の高さには悲鳴をあげていますよ😱
以上、今回は英国と日本の賃金上昇率について簡単に紹介いたしました。
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