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執筆者の写真nazufienterprise

NHSにて出産の立ち会い体験

さてタイトルにありますように、私事で恐縮ですが9月末に妻の出産に立ち会って、無事に赤ちゃんが誕生いたしました!

今回はその体験について書きたいと思います。

まず日本の病院では、配偶者であっても立ち会いができない場所も多いと聞くので、立ち会えてよかったです。妊婦さん以外が病室に入ることのデメリットやリスクになる点は理解できます。

しかし、家族の出産に立ち会えることで、出産の辛さ、痛みに共感し、それらを乗り越えて子が産まれることを目にすると、子どもやパートナーへの思いやり、大切にする気持ちなども変わってくるのではないかと思います❤️陣痛の最後の最後で、赤ちゃんの頭が母親の身体から出てくる瞬間の嬉しさと感動など、尊い瞬間です🥹

私たちは現在Leedsに住んでおりLeeds Children's Hospital🏥で出産しました。
予定では、St James's University Hospitalで出産することになっていましたが、当日病室が空いていないということで変更になりました。

定期検診では、St James'sに行くことが多く、直前の病院変更は気持ちの部分で少し動揺する環境でしたが、Leeds Children's Hospitalでの出産は大満足でした。

出産前夜11時ごろ病院に到着して、産まれたのが翌日15時32分です。
長時間に及ぶ出産時間だったのかな?と思います。妻は途中嘔吐したり意識が朦朧とした時も何度もあり心配になりましたが、最終的に母子共に無事に出産を終えられてホッとしています😌



その大きな力となったのが、NHSの助産師さんたちの働きでした。
助産師さんは、12時間勤務でシフトを回されているようです。イギリスでも日本と同じで通常は8時間勤務が一般的ですが、NHSのスタッフは12時間勤務が当たり前のようです。
日本でも12時間勤務は毎日のようにあるものではないので驚きました。

今回は、朝5時くらいにスタッフが入れ替わりました。
入れ替わりで来られたスタッフさんは、陣痛開始から出産、病院に泊まるためのお部屋準備まで勤務中の12時間はほとんど休むことなく妻に付きっきりで対応してくれました🥲🥹

NHSの助産師さんたちは、皆さんすごく若いのにしっかりされています。
勿論ベテランのスタッフも在籍されており、一時的に様子を確認されに来るのですが、メインで対応にあたるスタッフは20代前半くらいの方で、他のスタッフも若い世代の方達が多くいました。

よく一人でモニター確認しながら、妊婦さんとお話ししながら12時間ほぼノンストップで仕事ができるな〜と感心すると同時に力強さを感じました。
NHSも人手不足と言われていますが、若い世代が活躍している素晴らしい組織です!

そんな激務の中でも仕事が続けられるのは、本当に好きなことをしているからなんだろうなぁと一緒にいてつくづく思いました。
スタッフの皆さんとはフレンドリーで年齢も近いので立ち会い中の時間は、まるで友達やクラスメイトと過ごしているかのような感覚でした。

自分のペースで相手(妊婦さん)にあまり気を遣いすぎることなく、働ける環境、UKの職場の風習?は、無駄なストレスをかけずに働ける点なのかと感じました。
ただし、長時間勤務であることには変わりないので無理しないように気をつけてほしいなと思います。

纏まりのない文章になりましたが、端的にまとめると以下になります🤓📓
・赤ちゃんが産まれた
・長時間の立ち会いは疲労したが、経験は尊い時間だった
・NHSで働くスタッフは最強で若い世代が責任もって全力で働いている
・スタッフさん身体壊さないよう体調に気をつけてほしい


最後に、
赤ちゃんが産まれてもうすぐ1ヶ月が経ちます。
日夜問わず2,3時間おきに起きる赤ちゃんなので寝不足になりますが、今のところ健康に育っているのかなと思います。

子どもがいるのとそうでないのとで生活スタイルや夫婦の関係なども変化しています。
しかし、子どもがいるから何々ではなく、まずは人としてできることを行い、親と子どもと一緒に色んな経験を積みながら共に成長していければなという想いでいます。

以上、今回はイギリスでの妻の出産立会いで印象に残ったことについて書きました。
皆さま今日も充実した1日をお過ごしください👍☺️






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