イギリス最古級の大聖堂|Ripon Cathedral
- nazufienterprise
- 2024年12月22日
- 読了時間: 3分
更新日:5 時間前
リーズで車を借りて、Ripon Cathedral(リポン大聖堂)に行きました。
そこで、今回は大聖堂の特徴とリポン大聖堂について書きたいと思います。
大聖堂とは👀?
「大聖堂(Cathedral)?」という言葉、日本ではなかなか馴染みがないですね。
キリスト教の教会建築の一種ですが、特定の地域を管轄する司教(Bishop)がその座を置く重要な教会を指しています。
大聖堂は西洋のキリスト教文化においては宗教的、歴史的、建築的に大きな意味を持ち、今日においても、地域のコミュニティ活動やイベント活動などに利用されているため、地域を象徴する重要な場所に位置づけられています。
・教会とは何が違うのか?
上述したように大聖堂も教会の一種ではありますが、一般的な教会とは以下のような違いが挙げられます。
分類 | 大聖堂 | 一般の教会 |
司教の座 | あり | なし |
規模 | 非常に大規模 | 比較的小規模 |
役割 | 地域の宗教活動の中心 | 地域コミュニティの礼拝所 |
建築 | 豪華で歴史的建築が多い | シンプルなデザインも多い |
イギリス・リポン大聖堂の特徴
リポン大聖堂は、イギリスのノース・ヨークシャー州リポン(Ripon)に位置する歴史的な大聖堂で、初めに建築されたのは、7世紀(672年頃)まで遡ります。
これは、イギリスの大聖堂の中でも最も古い建物の一つで、建築様式は当初のローマ様式の建物に始まり、13〜15世紀頃にゴシック様式の特徴が加えられたのち、現在の形に変貌しています。
外観も内観もかなり立派で迫力があります。
建物の中に入ると、改築前後の違いが分かる建物の模型が置かれております。リポンに限らずイギリスの歴史のある建物は時代のある時点で改築されてあることが多く、外観をよく観察するとどの部分を改築したのか確認することができます。
また、リポン大聖堂は建築当初の地下聖堂(Crypt)が現存していることでも有名です。
実際に階段を降りて地下の狭い通路を歩くことができますので、当時の雰囲気を肌で感じることができるようになっています。
個人的には、やはり大きなステンドグラスの迫力とその美しさに魅了されました。
ステンドグラスは他の大聖堂にもありますが、行く度に安堵感を感じ、その大きさにも圧倒されます。
Ripon Cathedral |
・その他、リーズから車で1時間圏内で見学に行ける有名な大聖堂
リポン大聖堂もリーズから車で1時間圏内で行けますが、その他にも下記の大聖堂が近くにあるので、よかったら訪れてみてください。
・まとめ📖
実はこの日、元々の計画では、Fountains Abbey(ファウンテンズ修道院)に行く予定でした。
ファウンテンズ修道院は、リポンからも近い距離にありますが、修道院の遺跡と周囲の美しい自然環境が見れることで有名で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
残念ながら、今回は悪天候のためFountains Abbeyに入ることができず、代わりにRipon Cathedral(リポン大聖堂)を訪れることにしました。
久しぶりの大聖堂見学でしたが、迫力ある建物と美しいステンドグラスに改めて魅了されました。さらに、悪天候の影響もあってか訪れる人も少なく、静かで落ち着いた雰囲気の中、じっくりと見学することができました。
近年、有名な観光地はどこも人で溢れ、オーバーツーリズム という言葉を耳にする機会が増えました。観光地の活性化という面では良いことかもしれませんが、あまりに混雑していると、思うように見学できず、せっかく訪れても残念な気持ちになることもあります。
そう考えると、今回はむしろ幸運だったのかもしれません。Fountains Abbey には、また次の機会に訪れることにします😸
以上、今回は イギリス最古級の大聖堂・Ripon Cathedralについて書きました。
皆さま、本日も良い1日をお過ごしください🍀
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