湖水地方への日帰り旅行|Lake District
- nazufienterprise
- 2024年12月11日
- 読了時間: 5分
更新日:5 日前
2024年も残り数週間となりましたが、今年はどんな一年をお過ごしされましたでしょうか。
日本にお住まいの方は、年賀状作成や大掃除など年末年始の恒例行事に向けて着々と準備を進めているところでしょうか。
イギリスではもちろんクリスマスシーズンに突入し、街中やスーパーマーケット、そしてレストランなどでは、クリスマスのライティングや飾り付け、そして季節限定の様々な品物が提供されています。
湖水地方への日帰り旅行|Lake District
さて、本題ですが先週Lake Districtに日帰り旅行に行きました。
皆さまはLake District(湖水地方)という言葉を耳にされたことはございますか。
イギリス好き、歴史好き、または詩が好きな方はご存知かもしれませんが、Lake Districtはイングランド最大級の山岳地帯で、その地域にあるLake District National Parkは、ユネスコの世界遺産にも登録されています。また、「ピーターラビット」の舞台となったことでも有名です🐰
湖水地方と言われるだけありとても広い地域で、観光スポットもいくつか存在しています。
多くのエリアを時間をかけて回れれば最高ですが、今回はリーズから日帰り旅行でしたので、Lake Districtの中でも人気のあるWindermere(ウィンダミア)を散策しました。
Windermereへはリーズ中心地から車で約2時間半で行ける距離です。
今回はレンタカーを借りて移動しましたが、子ども同伴で旅行するのは初めてで、途中Co-opでオムツ替えをしたり、ミルクを飲ませながら旅をしました。
車を運転するのも3ヶ月ぶりぐらいでしたので、通常の運転にしては若干長かったですが、不思議と疲れを感じることなく過ごせました。
Windermere(ウィンダミア) |
・移動手段について
旅行で来られる方は、公共の交通機関を利用して旅をする手段を検討されると思いますが、運転ができる方は、ぜひ車で移動されることをお勧めします💡
車移動のメリットにはざっくりと下記の5点があると思います。
①移動中にも綺麗な街並みやイギリスの自然の景色を堪能しながら目的地に行くことができる
②行きたい場所が複数ある場合は、一直線でそれらの目的地を目指すことができる
③小回りが効くためバスや電車移動ではかなえづらい旅程が、車だとできるようになる
④車はプライベート空間なので、周りを気にすることなく過ごせる
⑤公共交通機関よりも、安価で移動可能(場合による)
イギリスの公共交通機関は、日本と違い遅延やキャンセルになることが頻繁にあるため、旅程の変更を余儀なくされることもあります。
一方で、電車やバス移動でもある程度はイギリスの田舎や自然溢れる景色を見ることはできますし、何より席に座っているだけで良いので、その間何か作業したり休憩できる点は良い点だと思います🚄
<車での移動をお考えの方へ✉️>
以下の記事では、私がいつも利用しているEnterprise Rent-A-Car についてご紹介しています。
私が初めてイギリスでレンタカーを利用した時の経験や様子を書いていますので、よかったら参考に見てみてください📓
余談ですが、以前は日本の免許証と国際運転免許証でレンタカーを借りていましたが、その後イギリスの免許に切り替えました。イギリスの免許証は10年更新なので日本より更新頻度が少なく嬉しいです😸
・Windermere(ウィンダミア)
Windermereの街に到着してからは、少し街を散策をして昼食をいただきました。
Windermereは小さな街ですが、リーズの街とは建物に使われている材料や土地の形状などが異なり、その違いを楽しむことができました。
その後は、Lake Windermere(ウィンダミア湖)に行き、湖を一望したり、湖畔を散策しました。
湖を見て印象に残っているのは、先入観で「湖の水は濁っているんだろうな」と思い込んでいましたが、実際はとても透き通って綺麗な水だったことです。
要因を調べてみると、「周辺の丘陵やその上流から環境汚染されることなく水が流れてくること、そして湖の底は比較的沈殿物が少なく、気候も涼しいことから綺麗な水が維持される」ことのようです。
また、世界遺産に登録されるエリアというだけあり、良い状態が維持されるよう環境保護の規制が適用されているようです。
確かに、湖畔付近には、BBQやキャンプファイヤーなどが禁止の看板が立てられておりました。
人為的に環境保護活動を行うことも、自然環境を守る上では大切なことだとわかりました。
・天候とスケジュール
イギリスの冬は悪天候のことが多く、今回も曇り時々雨といった天候でしたので、決してお出かけ日和ではありませんでした。
また、冬のこの時期は日暮れが15時半ごろなので、朝出発して到着して昼食を取ったら、すぐに日が暮れる、そんなスケジュールでした。
今回は、Windermere散策とAmblesideの街を車で周回して観光を終えましたが、Lake Districtには他にも魅力的な場所がたくさんあるので次回訪れる際は、宿泊の予定を立てて、他の地域もじっくり探検してみたいと思いました。
お時間に余裕がある方は、ぜひ宿泊の予定を立てて訪れてみてください☺️
日が長い夏に行くと活動時間が長く確保できるので良いかと思います。
冬は15時過ぎには暗くなってきますが、夏は22時ごろまで日が暮れないので極端ですね😆☀️
・まとめ📖
今回は、湖水地方(Lake District)の日帰り旅行について書きました。
お出かけ日和の天候ではなかったものの、数ヶ月ぶりの車の運転は楽しく、道中に見れたイギリスの自然やリーズとは違う街並み、壮大な放牧地にのんびりとした様子の羊たちの光景が旅全体の満足度を上げてくれました。
次回は、日が長い夏の季節にもう一度訪れて、まだまだ発見できていないLake Districtの魅力を覗いてみたいと思います。
本日も素敵な1日をお過ごしください☘️
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