IELTS for UKVI|東京会場での試験の流れ
- nazufienterprise
- 2023年3月19日
- 読了時間: 5分
更新日:3月16日
UK ビザ用にIELTSのSpeakingとListeningのテストを受けました。
英語力の証明として英検やTOEICが主流の日本では、IELTS(アイエルツ)という言葉に馴染みが無いと思いますが、IELTSとは、英語圏の多くの国で採用されている英語力を証明するためのテストです。
International English Language Testing System(IELTS:アイエルツ)は、海外留学や研修のために英語力を証明する必要のある方、およびイギリス、オーストラリア、カナダなどへの海外移住申請に最適なテストです。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,400を超え、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。
※参照:日本英語検定協会H P
IELTSと言ってもテスト形式はいくつかありますが、今回はIELTS Life Skillsを実施しました。
IELTS Life Skillsは、イギリスに移住するためのビザ取得に必要な種類の証明書となります。
詳細は、下記ページをご参照ください。
IELTS for UKVI Life Skills is an English test for people who need to prove their English speaking and listening ability as part of a UK Visa and Immigration application (UKVI):
私の場合は、配偶者ビザの取得に、A1もしくはB1レベル証明が必要でした。
因みにA1、B1の試験では、簡単なリスニングとスピーキング試験のみになりますが、留学用にIELTSが必要になる方は、リーディング・ライティングも必要となるため、より難易度が上がります。
さて、今回のブログでは、東京会場でのIELTS(A1レベル)の試験内容や流れについて簡単にご紹介できればと思います。

IELTS試験 東京会場
IELTS Life Skillsの試験を日本で実施する場合は、東京か大阪の2会場の中から選べます。
地方にお住まいの方もどちらかの会場に出向く必要がありそうです。
私は東京会場で受験をしましたが、東京会場の場合、飯田橋駅が最寄りの研究社英語センターという建物内で実施されます。
こちらではブリティッシュ・カウンシルを通じて英語レッスンも行われています。
小学生の間でも人気のある「マインクラフトを使ったプログラミング×英語」で楽しく学べるコンテンツがあり、興味を惹かれました。

・会場に到着
建物内に入ると試験の案内看板があります。
今回は地下1階で実施されました。地下に降りるといくつかの部屋がありますが、部屋の案内表記があるので迷わずに辿り着くことができます。
因みに、地下1階には御手洗があるので直前で利用したいと思った時も安心ですよ😁
部屋に入る前に受付係の方がおり、以下のことを行いました。
・検温、名前の記入
・鞄からパスポートとパスポートのカラーコピーを取り出す
・ポケットの中身、時計を含め、それ以外のものは用意された袋の中に仕舞う
・受付の席へ移動
・受付係の指示に従う(パスポートの確認、写真撮影、指紋情報取得など)
・待機する席へ移動
・一通りの受付作業終了
受付を終えると試験開始までの待ち時間となります。
待ち時間では、一緒に受験するパートナーの方と同じテーブルに座ります。この時は少し緊張するので気持ちを落ち着かせることと同時に相手の方とも少し挨拶や会話をしておくと良いです。試験開始前に多少打ち解けておくと本番でコミュニケーションが取りやすくなります。
・試験開始
時間になると試験を実施する部屋へ案内されます。
試験官にお出迎えされ中へ案内されます。
部屋には2つのテーブルがあり試験官と受験者がそれぞれ座ります。面接のような感じでしょうかね。室内にはリスニングに使うラジオとテープレコーダー、そして受験者を録画するカメラのようなものがありました。
試験官は外国の方ですが、この方に質問をされたり受け答えをするので言葉のアクセントや聞き取りやすさが試験結果に影響しそうです。
英語に慣れていないと特に緊張しますが、頑張るしかないです👍

・質問事項や試験の中身について
気になる試験開始後の流れや質問されたこと、感想については以下の通りです⇩。
1. 受験番号や名前のスペル確認
2. 試験官からの質問開始
好きな旅行先、旅行先で何をするか、誰と住んでいるか、住んでいる地域にどんな人がいるか。。。など、至って日常会話に近い内容ではありますが、実際は就職面接のような雰囲気と緊張感があるので私は上手く言葉が出ませんでした😭
3. 受験者同士での会話
試験官から受験者に対して質問事項のお題が伝えられます。数分時間を与えられますのでその間にお題について相手にどんな質問をするか考え、メモをとります。(どんな洋服が好きか、趣味についてなど)
4. リスニングテスト
ラジオから流れる会話を聞いてその内容を答える問題です。
リスニングについては、比較的会話スピードが緩やかなので聞き取りやすいなという印象でした。その後、試験官から内容についての質問を受けるのでメモを残しておくと答えやすいです。
5. 再度試験官からのランダムな質問
最後にまた試験からランダムでいくつか質問され受け答えします。
上記のような流れでIELTS Life Skillsのテストを終えました。
短時間のテストですがビザ取得がかかっているので、TOEIC試験などとは違う緊張感があり、また、部屋にカメラが設置されていることもより一層の厳格さを感じました。
以上、今回はIELTS Life Skillsのテストについてご紹介しました。
初めて受験される方やこれからと考えている方のお役に立てば幸いです。
質問や感想等があればご自由に記入ください✍️👌
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